経鼻内視鏡(胃カメラ)、超音波画像診断装置(腹部、頸動脈、乳腺)、X線撮影(胸腹部レントゲン、胃透視、骨密度)、心電図装置、CAVI(血管年齢検査)等の設備を備えています。

経鼻内視鏡(胃カメラ)検査

患者さまの負担軽減を優先した診断・治療を行います
鼻から5mm程度の超極細カメラ(内視鏡)を挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。従来行われていた口からの胃カメラと比較し嘔吐感がほとんどないことが特徴です。検査中に会話も可能で患者さまの検査時の不安を取り除くことができます。

非常に小さな病変の観察・診断が可能です
胃がん健診で行われている採血検査の腫瘍マーカー(CEA,CA19-9)は、癌が進行しないと異常値にならないため、癌の早期発見の手段としては不適当です。またバリウム検査は小さな病変や平坦な病変の発見は難しいことが多く、検査精度が落ちます。 経鼻内視鏡(胃カメラ)検査は直接、胃の粘膜を観察するため小さな病変を発見できるとともに、生検(組織検査)が可能で正確な診断につながります。
今日の診断と治療の進歩により、一部のがんは早期に発見できれば、治癒切除も可能であり治癒率の向上につながります。1-2年に1度の定期的な検診をお勧めします。
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超音波検査

最新式の超音波診断装置を導入しています
従来の装置に比べ、さらに高画質な画像検査を提供できるようになりました。
超音波検査は、腹部臓器、頸動脈、乳腺などの観察が可能です。超音波の反射波を画像にするので、放射線のような身体に対する影響はなく、診断能力の高い安全かつ有用な検査です。ゼリー(超音波の通りをよくするため)を塗って対象臓器を観察します。10分から15分ほどの検査で苦痛もありません。腫瘍の有無だけでなく、大きさや体の表面からどのくらいの深さにあるかも調べることができます。また、映し出される画像をデジタル画像として保存し過去の検査結果と比較することも可能です。検査を希望される方は、お気軽に医師へご相談ください。

腹部
主に肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓などを観察します。腹部臓器をリアルタイムに観察することができます。従来超音波検査では不向きとされていた脂肪の厚い肥満症例にも最新の自動最適化装置を有するため良好な診断能を提供できます。腸管ガスのため胃や小腸・大腸は常時描出できるわけではありませんが、腸閉塞、虫垂炎、胃がんの胃壁肥厚例など一部の疾患では有用な場合があります。

頸動脈
頸動脈(けいどうみゃく)の病変や動脈硬化を評価します。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は動脈硬化の原因となります。動脈硬化を放置することで脳梗塞や狭心症などの重篤な疾患を引き起こす恐れがあります。頸動脈超音波検査は、血管内腔の形状、血管内膜面および血管壁の状態などを観察し動脈硬化の程度を評価することで今後の治療に役立ちます。

乳腺
腫瘍や炎症の評価が可能で乳がん、乳腺症、乳腺嚢胞などの診断の補助となります。超音波検査はX線マンモグラフィと比較すると被曝が無い事が利点であり、また若年者で乳腺の密度の濃い場合は、X線マンモグラフィティと比較して病変の検出率に優れています。


デジタルⅩ線装置

胃透視検査、胸部・腹部レントゲン検査、骨塩定量測定を行います。即日の検査結果のお伝えが可能です。

高感度インフルエンザ検査

従来の検査キットの約100倍の高感度でインフルエンザウイルスが検出可能です。

心電計(CAVI装置付)

自動解析機能を備えており、心電図波形の異常を正確に診断します。併せてCAVIにより動脈硬化度を判定します。

HbA1c測定装置

糖尿病の病態把握を行います。

体組成計

体脂肪率、基礎代謝量、体水分量、筋肉量、内臓脂肪レベルなどを正確に測定し健康管理に役立てます。

自動血球計数CRP測定装置

わずかな量の血液で、血液・CRP検査がスピーディーに行え、採血当日に結果を確認することができます。


その他の検査

血液検査(結果まで1~7日)、尿検査(即日)、便潜血検査 など